FE風花雪月 青獅子ルートクリア

■プレイ記録

プレイ時間は67時間だった。

1週間かけてクリアしたけど内2日はあんまりやってないから実質5日半くらいかな。

1日中やってたのに結構かかったけど、探索とかを最初の頃かなり細かくやってたせいか。

クラシックのノーマルでやったけど時を戻せるチート能力のおかげでクラシックの緊迫感はそこまでない。

 

 

■ストーリー

青獅子選択したけど色んな謎が置き去りで結局何も分からなかったような・・・。
全ルートやらないと全貌が見えない感じなのかな。

ダスカーの悲劇が起こったきっかけが王妃が自分の夫と娘に会いたかったってだけなのかとかそれを手伝ったのが誰なのかとかも謎だし、レアを救出したけど会話が発生するわけでもなくそのあと隠居しましたってだけだしエーデルガルトが何で戦争を起こしたかも割と抽象的でそんなに変革が必要なほどひどい状態だったか?という疑問。
クロードも途中で国を抜けるような話があったきり舞台から降りてそのままって感じだしなあ。
国王の急進的なところに反感があって国を想ってダスカーの悲劇を起こしたっていう捕虜の話もそれだけ?って感じで国王のそういう面が見えるエピソードも大してないし。
あとはグレンは回想とかでキャラ出てくると思ったら終始出てこず。
アッシュの義理兄もそう。
ロナート卿が何で教団に反旗を翻したのかもなんとなく腑に落ちない。

結果的に王国がフォドラを統一して戦争も終わりましたってのはハッピーエンドなんだろうけど。

 

ハイライトは5年後の再会のところらへんだった。
士官学校編で5年後にって言ってたけどなんかエピローグとかで再会するのかなとか
先のことだと思ってたのに割とすぐ5年後編でそこから戦争って感じだったのは予想外。
ディミトリが復讐の鬼と化してあんなやさぐれるとは思わず。

 

謎のままといえば、主人公の出自もなんとなくわかったけど母親が何者なのかとかがいまいちわからず。
女神ソティスの生まれ変わり?みたいな感じなのか?
最初のムービーの女が男をめった刺しにして恨みをぶつけてるのも何だったのかよくわからず。
汲み取る力が足りてないのかもしれないけど。
フレンとセテスが4大天使みたいなのは外伝見たのと支援会話いくつか見た上で像の説明で気づいたけど残りの二人の内一人がレアなのか、もう一人は誰なのか分からず。
支援会話とかで補完されることがままあるからそういうので情報集めてねって感じなのかな。
メインストーリーで説明があるものと思ってた。

 

赤は黒鷲で黄は金鹿だから色と学級名ちょっと違うんだな。
あと鷲獅子戦とかってのもあくまで赤と青の対立って感じで金鹿出てこないし金鹿ルートは話が結構違うのだろうか。

黒鷲と青獅子は大筋同じで最後どっちが勝つかが違うのかなと思っている。
黒鷲ルートの場合、ディミトリは立ち直れず復讐鬼のまま対立して死ぬのだろうか。
金鹿の場合はどっちも下して統一?でもクロードは目的も謎だからどういう最後になるのか予想しにくい。
途中の戦闘中の会話で2回、俺を選んでくれてればって言ってたけどこれはどのルートでも選ばなかったキャラは似たようなこと言うのかな。
エーデルガルトとの会話は見れなかったな。でも戦いたくないとかは言ってた。
炎帝の正体がわかるシーンについては伏線もあったのと、確かプレイ前にネタバレありのイラストとか見てたから知ってた。
ルートによって正体変わるとかではないのか。
その場合だと黒鷲ルートで帝国の拠点がガルグ=マクになるのかな。
プレイ中場面転換が急だなって思うところがあって、その辺も他ルート見ると繋がったりするのかな。
炎帝が短剣落としてディミトリが正体に気づくところとか急に炎帝見つけてるし唐突感あった。

最後のディミトリがエーデルガルトに手を差し伸べても届かず殺すしかないのとか救いがなくて苦しい。
そこまでして国を変えたかった動機がいまいち腑に落ちないから余計に。
ディミトリははやい段階で義姉だって気づいてずっと気にかけてたけど、エーデルガルトは決戦前の会話まで気づいていなかったのももどかしい。

 

エーデルガルトとクロードはわからないこと多いなと思ったけどその二人のルートだとディミトリもよくわからないなって感じなのだろうか。
ロドリグ卿とかいいキャラだったのに途中で死んでしまってショック。
その前の、まず兄妹が出てきてその兄を殺すことになって、妹が復讐しにきたんだろうなって感じで軍に入ってっていう不穏なところは展開読めてても先が気になった。
でもロドリグが死ぬとは思わなかったな。
実際手を下したのは主人公だから主人公が狙われるのかなってちょっと思ってたけど普通にディミトリ狙いだった。

 

メルセデスとエミールの最後のシーンはメルセデスの声が奇麗なのもあって一層切なかった。
なんで弟が死神騎士になるに至ったのかとかも語られるかと思ったけどどれかの外伝であるのか?
家に残してきてしまったから、って言ってたけどそれがどうして死神騎士になるまでに?ってのとそういえばイエリッツァ先生も途中で消えたけど死神騎士の正体はエミールだから別人?
そこもいまいち理解できていない。
先生とメルセデスが関係あるっぽいのは探索パートのイエリッツァの台詞から察したけども。

 

あと物語の一番序盤のシーンで、ジェラルトとの関係の選択肢は突っ込み入るかなって思って親子選んだら本当に親子だったのびっくりした。
髪色とか似てないし会話が傭兵同士のものしかない本当に序盤だったから。
でも公式サイトには父って書いてあった。
プレイ前に知ってた情報もあったけど明確に覚えてたものがなかったのはよかった。
炎帝の正体もうすぼんやりとしか覚えてなかったし。
何も見てなかったらもっと衝撃だっただろうけど。

  

 

■キャラ

キャラデザが全体的に好きすぎる。
ルーベンクラッセの面々よい。
シルヴァンの5年後の戦闘後の声とか低くなっててよかった。
声優だれがだれか全然わからなかったけど全員いい感じでフルボイスの良さが際立つ。

青獅子のキャラは全員ストーリーの戦闘には出してたけど、アッシュが徹頭徹尾いい働きしてた。
弓だと遠距離から攻撃できるのに加えて最後にはボウナイトにしてたから機動力も加わり遊撃手として有能すぎた。
回復役は回復だけだといまいちレベルが上がりにくいのが難点。
支援は上がりやすいけど。
騎士の国なのもあって上級職の騎士似合う。
機動力がなくて射程も狭いといまいち戦闘に加われず終わったりするから難しい。
かといって引き付けすぎるとフルボッコだし。

 

オンラインランキングでドロテアが出撃数1番で人気っぽいけどあんまり好きになれない。
キラキラしてるのに自分が嫌いとか何も持ってないって卑屈だったりとか人間らしくて好きな面もあるけど。

引きこもりの子が途中からスカウトすらできなくなってたからあの子ははやく誘わないとだめなのかな。
それとエーデルガルトとヒューベルト、クロードは最初から好感度はあげられてもスカウトも落とし物も贈り物もできなかったから選ぶ学級により関係深められないキャラが決まってるのかな。
メインの3人はまあスカウトできないのもわかるけど。
赤か黄を選んだら多分ディミトリに加えてドゥドゥーもスカウトできないんだろうなあとは思う。
ただクロードはそういうキャラがいないような気がする。

舞踏会のムービーでも思ったけどエーデルガルトとディミトリは義姉弟だし対立構造もわかりやすいけどクロードだけは因縁もなく話に絡んでくることも少なかったから本当に謎。

 

シルヴァンが女好きの根底として女を嫌ってるから軽薄な態度を取るのとかディミトリが王子様感すごいのに血と殺戮を好む面もあるとかそういうギャップみたいなの好き。
青獅子の幼馴染たちが仲良しなのとかもいいし、シャミアとカトリーヌも好み。
唐突に学校にいた感じしたけど、二人ともキャラも声もよい。
カトリーヌは自分の力しか信じないみたいなキャラっぽいのにレア様大好きなギャップが意外だった。
シャミアは意外性はないけどシンプルにかっこいい。
ドゥドゥーとの支援会話ほっこりする。
寡黙同士気が楽だなって。

 

 

■システム

戦闘面でいえば、やっぱりFEのシステムはいいなあと思う。
ノーマルでやったのに何回か死なせて時を戻す機能使ってたけど、覚醒の時は死んだ時点でリセットしてたこと考えればかなり優しくなったなあ。
カジュアルモードにしてなかったのにほぼカジュアルモードみたいな緊迫感の薄さは勿体ない気もするけど。
おびき寄せて叩くって戦法でやってたけど、それができるのはノーマルにしてて敵が攻撃範囲に入られるまで動かないからであって、もしガンガン攻めて来られたらもっといろいろ考えないとすぐ負けそう。
でもハードもチャレンジしてみたいから煤闇の章か2周目ではハードにしてみようかな。

 

武器に関しては拾ったりして種類色々あったのに鉄縛りみたいになってしまった。
終戦とか普通に武器強かったらもうちょい楽だったのでは?という気がする。
クロードが後から出てくるのかなと思ってたのと謎が解決してなさすぎて帝国倒した後も話が続くのかなと思って使わないようにしてたら本当にほぼ使わず終わった。
特殊武器とか外伝で集めたのに結局ディミトリとイングリットくらいしか使ってない気がする。
フェリクスは防具だったからずっと装備してて使ってたけど。

 

キャラも満遍なくってより青獅子メインでたまにほかのキャラもってくらいだったからあの武器の持ち腐れ感がすごい。
時を戻す力といい武器のことといい呼び方が思い出せない。

 

覚醒の時は支援会話は完全にキャラ同士の仲良しを見るものだった気がするけど今回は結婚ってのも主人公だけしかない。
エンディングで結婚したとかは結構出てきてたけどあれは支援を高めた相手とするのかな。
青獅子は結局アネットとディミトリの最後の支援会話聞きそびれた気がするけどそれ以外全員相互に最上までやったからあれが王道みたいなくっつき方なのかな。
みんなAまで上げるとフラグ立つから誰と誰がくっつくかちょっと読めなかった。
イングリットはグレンの婚約者だったからその弟とくっつくのは微妙だしシルヴァンかなーとも思ったけど
シルヴァンとメルセデス支援会話的に言えばそっちとくっつくのも妥当かーという感じ。
アッシュとアネットはかわいいもの同士でいい感じ。
でもよく考えたら縁の深い相手って名簿にあったからあれが高い人と結婚するのか。
支援会話全部見た後も好感度は継続して加算されてったっぽいし。

 

スカウトに関しては最初からあんまり積極的にやってなかったし、能力が超えたらでいいかとは思ったけど途中までいっても誰もスカウト応じてくれなかったからちょっと能力あげ頑張ったりした。
でも学級から引き抜きって他の学級のキャラ減ったらなんかバランスがなーと思って全員スカウトする気はなかった。
けど全員スカウトしておけばよかったと蒼月の章に入って思った。
キャラによっては撤退してくれるからいいけど、死亡シーン見せられるのがきつい。
支援会話ちょっとやってるとキャラの事情とか見えてるから余計につらい。
ぎりぎりで何人かスカウトしといてよかったけど。
ドロテアが最初にスカウトできたけど、踊りの勝負の時だったから救済なのかな?
結局青獅子の中で踊りが好きでやりたいって言ってたアネットで勝負したけど。

 

 

■全体

もっとこまめに感想書いておけばよかったと思いつつストーリー進めるのが優先だったから書く時間なかったし仕方ない。

あとエンディング曲好きだな。
音楽は全体的に好きだけど。

 

なんにせよ久しぶりに熱中してできたゲームだった。
同じゲーム2周目とかクリアできた試しないけど全ルート確認できるかな。
まずは煤闇の章をやるけど。
どれかの学級やったらこれをやるといいと聞いたから。

 

ifやった時割とすぐ投げたけど、あっちは主人公が結構しゃべってたのとキャラが最初から友好的すぎてなんか…ってなったのと、なでなでみたいなのがあんまり楽しめなかった記憶がある。
今回の主人公もしゃべらなかったのがよかった。
覚醒はしゃべるかどうか選べたんだったかな。
選択肢があるようなのだったらしゃべらないでいてくれたほうがいい。
がっつりキャラ付けしてる場合は他のキャラと同じくらい勝手に行動してほしい。

FFとかみたいに物語として完成している場合名前変えないしそういうものとして好きだけどキャラ付けしてあるけど好きに物語を変えられるってなるとなんとなく違和感がある。
そのキャラとしての動きを考える感じになるというか。

 

覚醒以来FEやってなくて、気になってたもののずっと手を出さずにいたから今回やってよかった。


他の章をやって謎が解決することを祈って頑張ろう。
果たして飽きる前にどこまでやれるかが問題。